ゼファー1100値崩れ！歴史は？中古相場と購入の際気をつけるポイントも含めて解説。

今でも大人気ゼファー１１００が値崩れしているかも？との情報をキャッチしました。空冷大型バイクのゼファー１１００は今でも多くのファンがいます。

ゼファー１１００ってかっこいい！

この記事では

についてお伝えしていきます。

ゼファー１１００の値崩れはある？

コロナ禍が落ち着き、バイクブームも落ち着きを見せていて価格の高騰していた中古バイクの値段も下がりつつあります。

ただ高値で仕入れたバイク店が直ぐに値下げに踏み切るかは不明です。

同じ空冷4気筒で比較的買いやすい値段のXJR1300もじわじわと値上がりを見せている為、バイク店は在庫をそのまま抱える可能性もあります。

ただ値段の変化のレスポンスが早い個人間やオークションでは比較的買いやすい値段で取引されているようです。

ゼファー1100の歴史と魅力

ゼファー1100は1992年にカワサキモータースジャパンより発売された大型バイクで空冷4気筒エンジンを搭載しゼファーシリーズの頂点に立つモデルで2007年まで販売されていました。

1980年代、各バイクメーカーは競って高性能なバイクを開発、発表し1年毎にモデルチェンジするような性能過当競争が繰り広げられていました。

カワサキはバイクの楽しみに対する提案の一つとして「もっと普遍的なバイク」をテーマとしたバイクを発表します。

時が動き出す

「新しい、美しい神話。ゼファー1100」

1989年にゼファー400が発売開始。高性能ですぐに陳腐化してしまうバイクに疲れ果てたユーザーに大当たりして空前のネイキッドバイクブームを巻き起こします。

このヒットを受けてカワサキはさらに当時の国内自主規制いっぱいの排気量エンジンを搭載したゼファー750を続けて発表します。

同時に海外でもゼファー400は(輸出仕様としてゼファー550)大きな関心が集められていました。

「これのデカイやつをくれ」

というリクエストが海外のディーラーより寄せられました。

国内でのゼファー400の人気爆発もふまえてカワサキは開発を決意します。

ゼファー750がZ2のオマージュである事、海外向けとしてZ１と同じ900ccにしようと社内でもあったようですが、ゼファーシリーズの最高峰としてのプレステージを打ち出すために空冷マルチ最大級の1100ccとして排気量が決定されました。

偉大なZ1の伝統を紡ぎながら新たなカワサキを生み出す。

これがゼファー1100の誕生秘話なのです。

「風と向かい合う歓び。リッターパワーがそれを教えてくれる」

ゼファー1100のスタイリングは戦艦をイメージしてデザインされました。ゼファー750は丸みを帯びた女性的なデザインに対し、最大排気量の貫禄と敏捷性を併せ持つ存在として駆逐艦や巡洋艦ではなく「戦艦」をデザインテーマとしたようです。

ゼファーの魅力

発表から30年たった今でもその魅力は衰えません。むしろ様々な規制が多い現在だからこそ、その魅力はむしろ加速しています。

「空冷4気筒」

国内の空冷4気筒は絶滅状態です。空冷4気筒ユーザーは口を揃えて言います。「スロットルに対するパワーの盛り上がりが、たまらない」滑らかでありながら立ち上がってくるパワー。

空冷マルチエンジンは多くの人たちを魅了して止みません。

また大型な車体に反して足つき性は抜群。走り出せば優しい乗り心地。

カワサキはゼファー1100の発表の際「このバイクで日本の風景を楽しんで欲しい」と伝えています。

空冷エンジンの生物的な鼓動を感じながら、ゆったりと日本の風景を楽しむ。

ゼファー1100の魅力と楽しみがそこにはあると思います。

相場は？

2024年現在100万円〜300万円となっています。

中心となるのは100万円台の車両と思われます。

購入の際気を付ける点

基本的に丈夫なバイクですが、初期型はミッションの2速が弱いことが報告されています。購入の際には注意と確認が必要です。

あと社外マフラーが装着されている車両の場合にはオイル交換やオイルエレメントの交換の際に一旦全て外さないと交換出来ないマフラー(エキゾースト部からサイレンサーまで一体型など)が装着されている場合があるので注意して下さい。

逆にそういった車両でエキゾーストのフランジの周りが固着していたり、

しばらく外されていない様子がある車両はエレメント交換がされていない可能性があるので避けたほうが良いと思います。

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