7月のアジングにおけるアジの状況
7月のアジングの状況ですが、豆アジのシーズンの到来といった時期になります。3月~5月に生まれたアジが成長してターゲットになる時期で、地域によって基準が異なりますが、10cm~15cmぐらいの豆アジと言われるアジがルアーで釣りやすくなります。
この豆アジですが小さいと侮るなかれ、狙って釣るとなると非常に面白いターゲットですので楽しい釣りになると思います。
豆アジの釣り方
さて豆アジの攻略法ですが、基本的にプランクトンパターンが釣りやすいと思います。豆アジはスイッチが入りやすく活性が高い状況が続きやすいですが、ショートバイトになりがちです。どうしても群れで競い合ってワームに食い付くので、魚が焦ってしっかりと吸い込んでくれないのが原因ではないかと推測しています。
経験的には、「コンッ」というアタリは、手首を返すだけのアワセで魚が乗って来ますが、「ブルンッ」というアタリはアワセても乗らないことが多いです。「ブルンッ」というアタリが来たらアワセず、じっと待っていると勝手に乗って来ます。
ポイントとして私はドラグは緩めでセッティングしています。口切れを防ぐためにです。魚を浮かせずに一気に抜きあげればキャッチ率が高くなると思います。
7月アジング 実釣編
今回入ったポイントは日本海側のとある漁港で上記の図のようになっています。先端に常夜灯があり潮通しは良く左側のイケス(網は無いのでキャストOK)で豆アジのライズが少しある状況でした。
投げ込むポイントはイケスの中です。5m程キャストすれば良いので、6ftのロッドだとかなり弱くキャストする必要がありました。まずは1gのジグヘッドを使用しましたが、アタリがあっても乗りません。豆アジングらしい展開です(笑)
そこでジグヘッドを0.6gの月下美人タングステン♯10のジグヘッドに変更しました。このジグヘッドが実に優れものでタングステンは比重が高い為、ジグヘッドを小さく作る事が可能になり水の抵抗を受けづらいので豆アジの弱い吸い込みでもしっかり奥に入ってフッキングしやすいという利点があります。なかなか店舗に無いので、見つけたら即ゲットです。
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リグ交換の効果がバッチリハマり豆アジをキャッチすることができました。
こんな感じです。そこから連発して豆アジング成立です。ドラグを鳴らしながら元気に走り回ってくれて楽しめました。時折シーバスが回遊してきた時は豆アジが警戒してアタリが止まってしまいます。しかし「ゴンッ」ときて。
シーバスです。アジングロッドでシーバスとファイトするのもスリリングで面白いですよ。その時はドラグを締めるのを忘れないで下さい。走りっぱなしでラインが無くなります。アジングで釣れるゲストフィッシュは美味しい魚が多いので嬉しいです
まとめ
終わってみればこんな感じでした。
7月のアジングは豆アジングが簡単で楽しめます。魚が小さいからといってつまらないことは全然無くて、ゲーム性が高く面白い釣りになること間違いなしです。是非皆さまも挑戦してみて下さい。
最後まで見ていただいてありがとうございました。